妹が電波

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誰もが楽しむ昼時、今日は楽しみにしていた雅…幼馴染のお弁当をギャルゲーみたいな展開にドキドキしながら、屋上で「ハイ…あーん」を雅なら優しいから絶対にしてくれたに違いない。 「アラ、アラ…キルさん御機嫌はいかが?」 やって来たのは残念な中二病の妹、役が変わっており何処かお嬢様風のピンク髪を連想させるコーディネーみたいな感じだ。 「今日は外が晴れたので、中庭でお昼でもいかが?」 食べたくねー、それよりも何だその口調はエターナルでも発動するのか?お前は…。 「戦場は無慈悲です…歌っても歌っても人々は戦いをやめない」 チャンネル争いを毎日してる奴に言わたくない、負けたら泣き散らす妹の惨状は俺がイジメているみたいだが…母から怒られて、渋々妹に譲り~視聴後の感想を体で表現する仕草は俺も巻き込まれる。罰ゲームを繰り返すのは、はたして…俺の所為なのだろか?断じて違う拒否権を申請したい! 「で…ここは掃除用具箱の中なのだが?」 「軍事用のターミナルです、貴方は特別に案内されたのです」 言ってる事と矛盾している、中庭はどうした?しかも…狭いんだけど、二人入るのは無理だ…。か、顏を赤らめんじゃねぇ~!?
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