第1章 …落ちた

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「君が遠い来世から来たのなら これから起こることも知ってるってことにならないかな?」 …およ?? 美男子局長…なかなか鋭いぞ。 「何か予言をしてみてよ。見事当てたら、君の言うことを信じよう」 「……」 あの…あたし超能力者とかじゃないんで…。 ああああっ!! こんなことになるんなら日本史選択するんだった!! あたし日本史全然分かんないの! 信長さん秀吉さん家康さんくらいしか…!! あ! 「今の将軍は徳川さんでしょ!!」 「ったりめーだ。事実言ってどうすんだよ」 「……」 くっ…。バレたか!! てか沖田さん、ツッコミがマジで怖いっす。 予言なんて言われてもなぁ…。 「あたし日本の歴史とか得意じゃなくて…。あ、でも年号なら分かります!」 「年号?」 「江戸時代が終わると次は……明治時代だっけ? あれ…大正もあるよね? えーとー…どっちが先なんだろう。 …まぁとにかく江戸の次は明治か大正で昭和がきて平成になります!」 「「「…」」」 うわぁ視線が痛い。
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