第9章 恋の蕾は開花時期

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俺たちがこうして一緒にいられる時間はきっと限られてる。 ずっと一緒…なんて淡い期待は抱かねぇよ。 現実はいつだって残酷で冷徹なもんだ。 …別れが来るなら このまま何も始まることなく終わったほうが 傷は浅くて済むのだから…。 俺は味のない茶に再び口をつけた。
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