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…まぁとりあえず全部少しずつ入れればいいか!
バサッと塩なのかなんなのか分からない白い粉をお鍋に入れ あたしは蓋をしめた。
よし! あとは煮込んでおけばいつの間にかできるでしょ!
いや~いい仕事したねあたし!
そして一息つこうとしていた時だった。
「…ん?」
あたしは鍋が左右に揺れていることに気がつく。
…鍋が怒ってる!?
すると次の瞬間…
―ブシャー!!
「きゃーっ!!」
鍋が…鍋の怒りが爆発したーっ!!!
こっこれは祟りだ!!
あたしに斬られた野菜どもの祟りだぁぁぁ!!!
「!? 何!? 何したの里紅ちゃん!!」
ナイスタイミングで戻ってきた山崎さんがこの有り様を見てとても驚いた。
「なにもしてないですよ!! 祟りです祟り!!」
「まず火止めて火!!」
「火!? 消火器どこ!?」
あっ、消火器なんてないじゃん!!!
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