第2章 Real

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あたしは勢いよく沖田の右腕に回し蹴りをした。 沖田の手から竹刀が吹き飛ぶ。 そしてあたしは襟元を掴んで…。 「やぁアア!!」 ―ドタン!!!!💥 全身全霊をかけて沖田を背負い投げした。 …あたし小さい頃から空手と柔道やってたの。 もちろん学校の授業でもやるし、素人に負ける気は全くしない。 呆然と床に倒れている沖田。 「…剣術じゃなきゃだめなんて言ってないでしょ。だからあたしの勝ち」
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