第3章 ドキマギどっきゅん!

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「ありがとうございます…」 「どういたしまして」 にっこり微笑む男の人。 おっ…大人の魅惑…!! フェロモン!? なんか…すごく色っぽい…// 「そんなに可愛い顔で見つめられると照れるよ」 「ぇ…か…可愛い…!?」 あたしの顔が熱を持つのが分かった。 かっ…可愛いなんて…!! 「本当だよ」 「ひぇ…!?」 男の人はあたしの頬に手を添えて顔を近づけた。 近…い…! やば…カッコいい…!! 「本当に…俺の嫁に貰いたいくらい…ね?」 「よ…嫁ぇ…っ!?」 「うん」 なっ…! つつつ付き合ってないのに いっ…いきなり結婚はちょっと…! てかあたし18だし…! 高校生だし…!! でもこの人カッコいいから…嫁になってもいいかなぁ……っなんて思ったり…。 「おっと…そろそろ行かないと。じゃあねお嬢さん」 「あっ…」 男の人はスッと立ち上がった。 「この道を真っ直ぐ行けば商店街に出られるよ。あと、一人でうろちょろしないように」 「はい…!」 「…不思議だね。君とはまた出会う気がするよ」 「え…?」
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