第4章 Brain which should be loved!!

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「いっ…!」 「あぁ…ごめんね」 あれから数日。 腕の傷も少しずつ良くなってきたけど まだやっぱり血が出ます。 なので今山崎さんに消毒してもらってます。 「これ…痕に残っちゃうかな」 「このくらいなら綺麗に消えますよ」 「ほんと!? よかったー!」 山崎さんはあたしにニコリと笑いかけたが、手当てが終わるとため息をついた。 「どうしたんですか?」 「副長がまたどっか行っちゃって…」 あらー…。 ダメだなあの人。 「結局いつも俺が大変な目に合うんですよ」 「…ご苦労様です」 「里紅ちゃんも気を付けてね。副長の言葉に惑わされちゃダメだよ!」 これはもう悪魔みたいな扱いだね。土方さん。 「はい! あ、それより沖田どこにいるか知りませんか? アイツ毎朝姿を消すんですよ。それで朝ごはんの時にはひょっこり帰ってきてて…」 「あぁ、それなら稽古場だよ。沖田組長は暇さえあれば剣術に磨きをかけてるから」 アイツ真面目だな…。 まぁ見るからに堅物だよね。
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