第4章 Brain which should be loved!!

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建物の外で沖田が隊士にそう言っている。 あたしは1階の窓から外にいる沖田に向かって尋ねた。 「何かあったの?」 「2階の数が合わなかったんだよ。2つも多かった。だから今数え直させてr…」 「お決まりのパターンきたっ!!!」 「あ?」 「沖田!! 今すぐ全員2階に集めて!! 2階の壁を徹底的に調べさせるの!!」 「………まさか…」 お、さすが組長。 気がついたかな? 「今すぐ2階へ行け!! あらゆる壁を全て調べろ!! 2階に必ず隠し部屋があるはずだ!!」 …その通り!! 中から数えて2階の窓は23。 なのに外から数えたら25だった。 つまり2階のどこかに窓2個分の部屋がある!!! 「怪しいなと思ったら壁も壊しちゃっていいから! 責任はきっと沖田がとってくれるから!」 あたしは集まってきた隊士たちに向かってそう言った。 「勝手な命令を下っぱのお前が言うな! お前も探せ!!」 「はいはい」 人使い荒いなぁ…。
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