第4章 Brain which should be loved!!

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「ちょっと沖田! 何すんのよ! 手元狂ったじゃん!」 「無闇に乱射すんな! お前銃火器の使用経験あんのか?」 「…? ありませんけど」 こいつも犯罪者同然じゃねぇかよ…。 ケロッとした顔で恐ろしいこと言ってくれんな。 「未来では銃なんて免許なきゃ持てないんだよ! それこそ逮捕されちゃう」 「…笹岡の後にお前も捕まえてやんよ」 「冗談きついよ~沖田。銃取り締まり法なんてまだ制定されてないんだから」 いやもう即コイツも捕まえてやる。 容疑? 銃の乱射だ。 「まぁあたしが言いたいのは…銃を使うなら一生のうち今しかないってこと!」 里紅はにっこり微笑んだ。 知らねぇよ。だからなんだ。 「すぐ笹岡を取り押さえろ!!」 俺の一言で隊士たちは笹岡を取り囲み無事逮捕に成功。 「ひどい沖田! あたしの手柄になりそうだったのに!」 銃片手にぐちぐちと文句を言う里紅。 俺はそれを全て無視。 …こいつは本当に読めない奴だ。 何を考え、何を目的としているのか…。 未だに疑いの念は俺の心に漂っているんだ…。
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