第4章 Brain which should be loved!!

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†里紅side† 「やっぱり俺の目に狂いはなかった」 局長の言葉にうんうんと頷き鼻が高いあたし。 「今回は里紅の活躍がなければ笹岡を逮捕できなかった。感謝するよ」 ニコリと微笑んだ局長にあたしは少しだけ照れた。 いや~それほどでもあるかな? 「でも次無闇に銃とか使ったら逮捕だからね」 「え…」 さっきとはガラリと雰囲気を変えて微笑んだ近藤さん。 オーラ暗くね…? はい。反省します。 でもだって…銃なんて滅多に握れないし! なかなか筋はよかったと思うんだけどなぁ。 「まぁあとは剣術も出来れば言うことはないんだけど…そこは総司に鍛えてもらおうか」 「えぇ~!!」 「…なんだ文句あんのかコラ」 「大有りに決まってるでしょ!」 笑顔の局長の目の前で睨み合うあたしと沖田。 こんな奴に教えてもらいたくない!! あたしは一通り睨むと再び局長に向き直った。 「あの局長…失踪した他二人の遊女の行方は分かったんですか?」 ずっと気になってたんだ。 隠し部屋には一人しかいなかったから…。
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