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にこりと微笑み首を傾げた爽やかな青年。
誰に言ってんのよ!
あたしはこれでも一応新撰組だよ!?
そして三人のうちのもう一人は特に何も言わず腕を組んであたしを見つめていた。
なんだ!? やるのかっ!?
「お嬢ちゃん面白いこと言うなぁ! どうだ、よかったら茶でも飲んでi…」
「あーっ!」
「「「!?」」」
あたしは気づいた。
この人たち刀腰にさしてる!!
刀を持っている=敵!!!
「きゃー不審者ーっ!!」
「えぇぇぇ!? ちょ、お嬢ちゃーん!?」
―…
「なんだそうだったんですか。もう~そうならそうと早く言ってくださいよ~!」
「言おうとしたらお嬢ちゃんが叫んだんだけどなぁ…」
「あはは…すいませんでした」
「…」
あたしの隣には怖い目つきであたしを睨みつける沖田が…。
えーとですね…。
あたしが叫んだあと それを聞きつけた沖田が何事かと駆けつけたわけですが、
なんと不審者だと思われた方々が新撰組の隊士…というか組長だと言うことが判明いたしました。
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