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おばあちゃんちじゃなくねっ!?!?
縁側は!?
風鈴は!?
井戸はっ……あるけど、おばあちゃんちのと違ぁぁう!!
「ここどこ!?」
「…おい!! くせ者が出た!!」
「っ!?」
あたしが叫ぶと今まで黙っていた男がそう大声でいい放った。
くせ者って…何?
ポカンとしていると大きな木造建築の襖が開き たくさんの男たちが出てきた。
「え…。」
あたしは驚き言葉を失う。
それはもちろん、いきなりその男たちに囲まれたということ。
それからその男たちの中にちょんまげの方がいたこと。
あと長槍と刀を突きつけられていること。
…あたしは一体何の時代劇に巻き込まれてしまったんだろう?
とりあえず身の危険を感じてあたしは手を上げた。
するとそこへ長髪を頭の後ろで結った男と、黒というよりは茶髪に近い男がやってきた。
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