不思議な男

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無理矢理行こうとしたが、銃で脅された結果家で遊ぶことになった アンナは研究することがあるからと言って研究室に戻って行った そして俺はというと……絶賛高い高い中だ 「ほ~ら、たかいたかーい」 「フィー!」 高く高くあげてやるとフィオは小さな羽をパタパタさせて喜ぶ そんなことをしていると街の方から悲鳴が聞こえた 「お、俺の出番かな?」 俺はアンナと一緒にここで何でも屋ってのをしてる。まぁ、主に盗賊や海賊の討伐をしてるんだけどな。 まぁ、そういうわけで今回も家のドアが乱暴に叩かれる 「はい~あいてますよ~」 そう声をかけると、勢いよくドアが開く。 こ、壊れるかと思った…… まぁ、それほど焦ってるってことだな、うん。 「で、なにかあったの?」 「はぃ!漆黒の翼が出ました!」 漆黒の翼……か。この辺りでは超有名な盗賊団だな。噂によると頭領はかなり強いらしい。 一度戦って見たかったんだよねぇ 「わかった。どっちに向かったか分かるか?」 「南東門です!……で、ライクさん?」 「ん、なにかな?」 「その動物は何ですか?」 指をさした先は俺の頭の上、フィオだった…… 隠すの忘れてた…… 「おっ、俺の新しい相棒だ!」 とか適当に言って、依頼人を追い出す あ、あぶなかった……
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