不思議な男

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俺が港に着くと、守備隊と海賊で乱闘になっていた。 所々に血を流している守備隊や海賊が何人も倒れている でも、今のところ、守備隊はかなり押され気味だな 「じゃあ、さっさと終わらせますかぁ」 そう呟いて、俺は乱闘の中に入っていく。そして、船長らしき人物を見つけたので、とりあえず、そこに向かった 「あ~ちょっと、すまんが…」 「あぁ!?なんだテメーは!?殺されてーのか?」 う~ん…せっかく声をかけたのに…完璧に無視だね、うん。 「はぁ……しょうがない…」 そういって、俺は秋水の柄を握る 「お、なんだ、やる気か?」 船長らしき奴もサーベルを二本構えた 「いや、争い事は嫌いなんで。帰らさせて貰いますよ。」 「は?」 船長はポカンと口を開けている 「だってさぁ、戦って怪我したらどうすんの?痛いじゃん。だから、帰る」 そういって、俺はくるりと回れ右をして歩き出した 「ぐぬぬぬぬ…俺をバカにしてるのか…?」 なんか、言ってるけど無視無視。痛いのは嫌だしね。 刹那 「こぞおぉおぉぉ!」 俺は船長に後ろから心臓を貫かれた
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