不思議な男

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「ただいま~」 俺は広場での事が終わり、報酬の金貨をもち、帰宅した。 「あら、おかえりなさい……って、また刺されたの?」 幼馴染はすっと、俺にコーヒーの入ったマグカップを渡してきた 「ありがと……まぁ、そうなるね。」 うわぁ…服が血で真っ赤にそまってるわぁ… あいつ、思いっきり心臓を貫いてきたからなぁ 「にしても、つくづく不思議よね。あなたの体。」 「そうだね。だからといって、実験と称してマシンガンで僕をズタズタにするのはやめようね」 そう、俺の体はかなり変わっている。たとえ、心臓を貫かれようとも、銃で撃たれても、死ぬ事はない。しかも、傷もすごい勢いで治ってしまう。 でも、痛いものは痛いし。実験とかいって殺されるのもいやなんだよねぇ… 「とりあえず、お風呂に入ったら?」 「あぁ、飲んだらそうするよ」 秋水を部屋に置き、リビングに戻りコーヒーを飲む あぁ……こうやって平和なのが一番だなぁ 「そういえばさぁ、もう少しで新しい機械が完成しそうよ」 ズズッとコーヒーを啜りながら幼馴染がいう 幼馴染…アンナはこの国ではかなり有名なメカニックで、さっき俺を脅した銃も彼女が作ったものだ 「へぇ~次は何を作ったんだ?」 するとアンナは八重歯をちらっと見せて 「まだ秘密!」 と言って笑った
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