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子供ドラゴンは俺の隣でミルクをチロチロと舐めている
かっ……かわいぃ!!
俺が頭を撫でてやると、気持ち良さそうに目を細める
はぁ……超癒されるわぁ……
「よし!」
俺は勢いよく立ち上がる
俺が急に動いたからかドラゴンはびっくりしている
そんなかわいいドラゴンを俺は抱きかかえた
「お前の名前を決めよう!」
不思議そうにドラゴンは俺の顔を覗き込む
「う~ん……何がいいかな……」
俺がドラゴンを抱いたまま考えてると小さな声で
「フィ……」
と鳴いた
「フィ……か……決めた!お前の名前はフィオだ!」
俺が高らかにそう言うとフィオも嬉しそうに小さな羽をパタパタさせた
その後、ひたすらフィオを撫でたり、高い高いしてるとアンナが部屋から出てきた
「あんた……なにしてるの?」
アンナはニヤニヤしながら話しかけてくる
「で、分かったの?」
「私の話はスルーなのか!?……はぁ、まあいいわ。その子はね……
ドラゴンはドラゴンでも、その中のボス、レッドドラゴンよ」
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