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な、な、な、なに…?
挨拶はすごーく短く、自分の主張だけおっしゃって…去ってしまった。
未だ呆然とした私を、夏実が給湯室に引っ張った。
『理子!大丈夫?目、覚めてる?いや、起きてた…?意識…ある?』
といいながら、コーヒーを入れてくれた。
『…目、覚めた。けど、さっきは意識不明だったかも…?』
『ちょっとぉ…。ね、飲んで。飲もっ。』
(…いやいや、お酒じゃないし…)
『ね、私、部長のアシスタント…とかって話しになってた?』
『あっ、あってる!あってるよ、
理子!意識不明じゃなかったね、
理子。』
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