461人が本棚に入れています
本棚に追加
『ちょっと気になったことがあるんですけど……部長、どうして私の名字…ご存知だったんでしょうか?』
『ああ、ここに入ってきて…
あれっ?って思った。すぐにIDカード
見たんだ。オレ、視力いいから少し離れてたけど、ちゃんと見えたよ、佐伯理子って名前。で、なぜ気になったかと言うと、朝エレベーターの前で佐伯さんが倒れそうになったの支えたのオレだから。覚えてなかったみたいだけど…。』
『あっ、スミマセン…。』
『体調悪いの?』
『…いえ、あの…朝弱くてですね…、
ぼーっとしてて。ご迷惑をおかけして
申し訳ありませんでした。…気をつけます。』
『…ん。』
それから、今の仕事の話を詳しく説明をした。
最初のコメントを投稿しよう!