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眠れなくて朝が来る そんな夜明けを幾つ過ごしただろう 誰かを想って眠れないのは嬉しくもあり辛くもある 懐かしい記憶に今の私は笑う余裕さえあるのにね 今は誰を好きかわからないなんて 空っぽの毎日を乗り越えてく 欲しがってた愛情がどんな物だったかも思い出せない 感情が高まるのも疲れてしまう 言われたままに居るのが楽なの 耳鳴りが痛くて目眩がするわ 起き上がれない私の体はぐるぐる回って沈んでいくわ 悲しいわけじゃないのに何でか涙が溢れて腫れ上がった目 手のひらで拭って遠ざかる意識 眠りにつこう
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