小学校
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母ちゃんはしきりに頷いた。それを見て、俺は二階の自分の部屋に向かう。 部屋の中は単行本やDVDが散乱している。 不思議と怒りはわかなかった。 俺は1つずつ手に取り、雛鳥を慈しむように優しく埃を払い、本棚にしまった。 そして、なぜかわからないが声を出して泣いた。
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