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The wedge of love
楔を打ち込む
胸に 頭に 心に
ひとつは引き裂かれるように離れ
ひとつは確固たる決意のように結びついた
また鉄くさい風が
花を 喉を 芽を
焼き焦がしていく
何れわかるときが来る
そう神が言っていたように
空から楔が
拳骨のよう 雷の如く
彼らの指標は狂わされた
雷鳴のような
光が 街の横顔を 一瞬だけ
照らし出した街の体を
焼き尽くす怒りの如し…
楔を打ち込む
肩に 背に 掌に
ひとつは溶け交わるかのように結びつき
ひとつは拒絶するかの如く受け入れ離れた
また都会くさい風が
朽ちを 命を 身体を
そして wedgeをも
焼き焦がしていく
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