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  ★ 疲れた…! 質問責めだとか、 きーちゃんのスキンシップだとか、 もうキツいよ…! 心臓、壊れそう。 「ずいぶん大変だったみたいなの、夜? 叫び声がウチのクラスまで聞こえたの」 昼休みになって、きーちゃんから逃げるように七色の教室に駆け込んだ私。 やっと一息吐けるよー。 ちなみにきーちゃんは、 クロが学校内を案内してもらっている。 この学校、無駄に広いからなぁ。 「チラッと見たけど、 あのコがあの"きーちゃん"なの? すごく綺麗なコだったの」 七色が私の頭を撫でてくれる。 うー、いつもは嫌がるけど、 そんな気も今は起きないくらい疲れた。 「幼稚園からずっと同じだったけど、 その頃から可愛かったよ。 今はもっと可愛いくなってるけど」 私はだらーと机に突っ伏す。 上目になりながら七色を見たら、 意外そうな驚きに表情を変えていた。 「…何?」 不思議に思い、少し不機嫌に聞いてみた。 「いや、あの…。 もしかして、抱き付かれるの、 あんまり嫌じゃなかったの?」 ……図星だった。 不思議なことに、戸惑いはしたけど、 嫌じゃなかったんだよね。  
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