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  ★ そのあときーちゃんの抱き枕と化した私まで質問責めに合って、 一限目の櫛屋先生の授業も、 「…まあ、しゃーねぇか…。 変わりに次の時間は地獄だからな」 と言って潰れてしまった。 ちょ、先生!授業しようよ!? そうすれば少しは楽になるのに!! 「てゆーか、きーちゃん、離してーっ!!」 「えー、やだよー。 三年ぶりだよ? また抱き心地が良くなって…。 すごい柔らかいんだもん。 抱っこしてると気持ちいー。 なんかいい匂いするし」 「きーちゃんだっていい匂いだよ! って違う! てゆーか柔らかいって何ですか!? お腹回りのことですか!?」 「…………………………………」 「ちょ、なんで黙るんですか!? え、私太った? 確かに体重は大変遺憾な状態ですが!!」 「大丈夫大丈夫。 重くないよ? だってヨルの体重、よんj」 「言うな馬鹿ぁぁぁぁぁぁあ! てゆうか何故わかる怖い!」 「何が柔らかいって? もちろん胸だけど…? …デカい…」 「やっぱり胸触ってるのワザと!? 偶然だと信じたかった変態ぃぃいぃ!!」 と他人の迷惑も考えず、 ずっと絶叫するはめになりました。 「星見月が壊れた…」 「あんなヨル、初めて見たわ」 誰かが言ってたのが聞こえたけど、 それが誰かを確認する余裕も無かった。  
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