最初って何も思い付かなかったらプロローグにしとけば良くね?

1/6
16人が本棚に入れています
本棚に追加
/97ページ

最初って何も思い付かなかったらプロローグにしとけば良くね?

A.D.2056 半金属生命体が飛来。人類に対し攻撃行為を開始した。人類はこれを゛Half Metal Life ゛を略し『HAMELI:ハーメライ』と呼称。 国連軍を中心とした対抗作戦が展開されるも、物質を吸収し個別にその性質を変えてゆくハーメライの生態と圧倒的な数に苦戦、さらに学習を開始したハーメライは当時虎の子兵器であった核兵器を優先的に破壊、そして核兵器に使われるウランやプルトニウムが存在する原子力発電所や施設さらに主だった鉱床を攻撃。 人類は戦力だけではなく経済の面でも大打撃を受ける。 A.D.2058 人類全体に絶望の色が広がり始めた。だがしかし、ハーメライ出現以前から研究が進められていたある超兵器が完成した。 その名は"MEISW:メイス"『Military Equipment Intuition Strategy Weapon:軍用装着式直観戦略兵器』の略であり、単機で自衛隊の旅団1つを軽々殲滅出来るほどのポテンシャルを秘める新世代兵器である。 世界の中で最高の技術大国であった日本で最初に開発され当時状況が最悪と言われたロシア戦線へ投入、大勝利を納めメイスは対ハーメライの切り札として世界に認識された。 そしてメイスが量産され、ハーメライを圧倒し始めたが、ハーメライ側もただでは終わらなかった。それまで無秩序だった個々のハーメライ動きが唐突に整いだし、人間側の裏をかくような動きをし始める。 そう戦術であるそれまで圧倒的な物量を以て人類を退けていたハーメライだったが、メイスの出現によりそれがかなわないと認識し、それまでに吸収した情報から戦術を立て人類に対抗を試みたのだ。 そしてA.D.2068 後に英雄譚として語られることになる、ある厄介者達の━━━あるいは最高の仲間達の━━━運命の歯車が回り始める。
/97ページ

最初のコメントを投稿しよう!