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「バカ!!お前は良くても俺が良くない!!しかも、ゆり…凄い熱なんだぜ。急…」
と、俺が言いかけると
「りん…ゴメン…心配かけて。」
「あぁ…大丈夫なんだけど、急にどうした?」
今、俺は、やっと一階に降りようとしてた。
「なんかりん…におんぶされるのって…初めてだなぁ~っと思って。」
答えになってねぇ~って思ったが、今、悠里乃は病人だ。
「もう喋らないで良いよ。寝てて。また、熱あがるかもしらないからさ。」
「あっ…うん。分かった。」
と、悠里乃は、俺に言いながら眠ろうとして羊を数え始めた。
羊は、数え終わる前に着くんだけどな…と、俺は思った。
そうしながら歩くこと10分。俺は、保健室の前に着いた。
「先生!!居る!?」
俺は、保健室の前で先生を呼んだ。
ガラガラ
「凜君、体調でも悪いの?」
「俺じゃなくてゆり…悠里乃が、熱でさ…」
「分かった。すぐに靴脱がして。」
俺、今、おんぶしてるから無理なんですけどみたいな表情を俺は、先生に見せた。
「あっ…そうしているなら私が靴脱がせるわ♪」
と、保健室の先生は、言って悠里乃の靴を脱がした。
「先生、ゆり…悠里乃を休ませてくれませんか?」
と、俺は、言いながら、悠里乃を見た。
「良いわよ♪奥のベッドが空いているわ。」
と、保健室の先生は、言って奥のベッドに俺を進めた。
「ゆり…保健室に着いたよ?起きて♪」
と、俺は、悠里乃をベッドの中に入れた。
「凜…。」
「ゆり…座らないで横になって♪」
「う…ん。」
と、悠里乃は、言って横になった。
「凜君、ちょっと手伝って。」
「あっ、はい。」
「これを悠里乃ちゃんのおでこに乗せて来て?」
と、保健室の先生は、言って氷水入りの袋を俺に渡した。
「あっ、はい。」
と、俺は、言って氷水入りの袋を受け取り、悠里乃のおでこに乗せた
「ひゃっ!!(きゃっ!!)…りん!!」
「あっ、気付いた!?ゴメン…あっ…心配しないでよ?俺は、近くにいるからさ。」
と、俺は、言ったら先生に呼ばれた。
「んじゃ…ちょっと、行ってくる。」
俺は、言って先生の所に行った。
「分かった。行ってらっしゃい。」
と、悠里乃は、言って満面の笑みを俺にしてベッドに座った。
「先生、なんですか?」
「生徒会室から電話。」
「あっ分かりました。」
と、俺は、言って電話を替わった。
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