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「優!遊びに行こうぜ!」
「優!お菓子買いに行こうぜ!」
「優!ボールで遊ぼうぜ!」
翔は・・・些細なことでもすぐに俺を呼びつけた。
幼い頃から一方的な性格は変わらなくて、
だけどすごく居心地が良かった。
「おまえ、ともだちいねぇのかよ?」
そんなことを言われたこともあったっけ。
そしたらすかさず翔が割り込んで来てくれた。
「おれがともだちだよ。なんかもんくあんのかよ!」ってさ。
翔とばっかり遊んでる俺を弄りに来たって言うのに
ほんとにコイツ・・・バカだよな。
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