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「お前はついてくるな」
俺は一人になりたいんだ。!!
ダァーー!!
しかし現実は甘くなかった。
明は俺のシャツのすそをしっかりと握って離そうとしない。
「待って、にぃにぃがいなくなったら…僕…。」
「うるせぇ!!俺は男にはキョーミがねぇんだよ」
「にぃにぃぼくをつれていくと便利だよ。」
な、何だ!?このRPG的セリフは!?
「お前、俺が本気でラグナロクを止めるために黄金のリンゴを探しに行く気だっと思ってるのか?」
「にぃにぃならやるよ」
な!?俺は弟に厨二病だと思われていたのか!?
「ふっいいだろう、いまこそ見せてやろう、俺様の力を」
「うおぉぉぉ~」
ガシャン~ ドゴォーン
もう何がなんだかわからない。
はっ「俺は何を、な~!!なぜ壁に穴がある。」
そして明。なぜそんなとこにいる」
「お、俺の右手にこんな力が…!?」
能力を使ってる間の記憶はない。
「にぃにぃ、いい加減に現実に帰ってきてよ」
壁の穴は昨年空いたモノで、壁をなぐった衝撃でカレンダーが落ちたのだ。
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