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……あ。いた。……
君は、まっすぐ立ってどこかを見ていた。
光に反射した後ろ姿が、あまりにも輝いて見えて、
声をかけていいのか、
一瞬とまどった。
「来てたんだ。はやいね。」
ドキドキしているのがバレないように、平然を装って言った。
「そーう?急いで来ちゃったから。」
続けて、
「早く冷華に会いたかったから。」
笑顔で言う君に
期待しちゃっていいの?
って思った。
「私も…会いたかったよ。」
君は少し驚いたような顔をしたあと、
「一緒だね。」
って言った。
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