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うん、本ばっかだな。えっちぃ本は置いて行って親にロリ趣味がバレる訳にはいかないから持っていくのは確定だな。
というか一応幼い娘のポルノは犯罪だからなかなか手に入らないんだよね。
これは時属性の魔導師の魔法で若返って撮影されたらしいからギリギリ合法?の筈だ。
次に魔導書はもう100回近く読んだが肌身離さず持っていたいし……小説はいらないか、もう読み終わってるし妙に厚いからかさばるしな。
他の必要な物は金があれば買えるから持って行かないとして……こんな物か。
ああ、せっかく王都の学校に行くのならカバンも新調してみすぼらしいボロいのを棄てて新しいのを買うか。
よく考えたら服も要るか。
長期休暇になれば帰ってくるだろうし、帰ってくる度に大荷物になるのも嫌だから1、2着ぐらい持って行ったら向こうで新しいのを買うか。
持って行くのはジーンズとTシャツでいいか。
新しいのを買うなら今の季節に着れる物だったら何でもいいし、荷物としてかさばらないしな。
あっ、新しいローブも欲しいな。
いかにも国立のエリートですよ!みたいなの!
それも王都で買えばいいか。
靴は……何故か靴だけ魔法で丈夫にされた一昔以上前のブランド物の靴があるから大丈夫か。何で手に入れたんだっけ……。
取り敢えず、今必要な物はカバンぐらいか?
馬車の中で暇にならないように本でも買った方がいいか。
後、戦闘専門学校らしいから武器を親父に貰おう。とびっきりの業物を。
そうと決まればまずは本屋に行って本を買おう。
ついでに一応仲が良い本屋のお姉さんに挨拶していくか。
考えが纏まったので財布をジーンズのポケットに入れ、玄関に向かう。
「あれ?シンスどこか出掛けるの?」
「んぁ?あぁ母さんか。
明日に引っ越す?事になるだろ。
だからその準備と、友達に挨拶をしに。」
「……あなたに友達なんかいないでしょ?」
俺は無言で靴を履き外に出た。
……一応、俺の名誉の為に弁解しておくが友達ぐらいいる。
少しウザいが。
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