sex friend

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昼はひたすらけだるい時間が流れていく。 クソ熱い日光とやらが、何よりも明るく下界を照らす。 世界は白くて色が無い。 太陽の光に曝された、褪せた光景が目に痛い。 「……よォ、千晶」 夜になれば燦然と輝く街中のネオンも、今はただの地味な電球で。 「こんにちは、一晃くん」 目の前のコイツも昼日中見てしまえば、ただの派手な女子高生。 ミルキーブラウンだかなんだか知らんがすっかり色を抜かれたその哀れな髪の毛は、日光の襲撃にすっかり参った様子で力無くウェーブを象っていた。 心底同情するぜ。 髪の毛にな。 「珍しい。今日は一人なのね」 「遅刻だからな」 「とてもいい天気。昼まで寝ていたのが勿体ないくらい」 「へえ、奇遇。俺も寝坊だ」 「何時に寝たの」 「朝寝た」 「…………」 「……ああ、そうだ」 「…………」 「今日来る?」 「……一晃くんって」 “そればっかりね”。 そう言って静かに目を伏せる彼女を見て、俺は口角を吊り上げる。 向こうの返事はイエス。 わかりやすい事この上無い。
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