31/32
前へ
/276ページ
次へ
アキさん「今日はありがとね」 僕「いえいえ、こちらこそ本当にありがとうございました」 アキさん「…じゃあ、また後でね!」 僕「はい!」 アキさん「家ついたらメールしてね!一応未成年の子をつれ回しちゃってたわけだし…」 未成年の…子…か。 僕「あ、はい!」 アキさん「あ、でも、番号交換しただけで、アドレスは交換してないんだよね」 僕「あっ、大丈夫ですよ!たしか、アキさんドコモユーザーでしたよね?僕もドコモなんでショートメールでアドレスも一緒に送っときます!」 アキさん「うん。わかった!じゃあ、また後でね」 僕「はい!」 そんな感じで僕が帰ろうとすると…アキさんは目を閉じて、「んー」と言ってきた。 んー? 僕「え?」 アキさん「んー!!」 え?…あ、ああキス…かな? 僕はアキさんの唇に軽くキスをした。 深夜で人通りは少ないとは言えちょっと恥ずかしかった。 アキさん「えへへ。じゃあ、後でね!」 なんだこれ!なんかドラマみたい! 僕もつられて笑いながら、はい!と答え、自転車に乗り帰った。
/276ページ

最初のコメントを投稿しよう!

201人が本棚に入れています
本棚に追加