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「ひっ!!」
と2人の女はガクンと膝を崩し、凄い恐ろしい物を見たようにガクガク震えながら泣いていた。
誠心は、気にもせず部活へ行った。
いつも通りに部活がおわり、家に帰宅した。
そして、『仕事』の服へ着替える。
動きやすいように体にフィットするエナメル素材の真っ黒なつなぎ。
パーマをかけたピンクブラウンの長すぎない髪をポニーテールにして、誠心の仲間が待つ基地へと向かった。
『基地』と言っても、普通の人が見たら、幽霊がでてもおかしくないくらいボロボロの廃墟で誰も近づかないのだ。
でも、実はこの建物が正真正銘誠心の仕事場なのだ。
地下へと続く隠し扉を抜けると、誠心が毎日通っている場所、『KILLER 』の本拠地だ。
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