第1章

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「入れ」 「へ・・・?」 いきなり家につれられ、入れと言われる私。 「何?やましい事考えてんじゃねーだろーな」 「・・・」 「言っとっけどてめーみたいな地味女、興味ねーから安心しろ」 酷い・・・。何この人。 「だけどそのかっこしてたら風邪引く・・・だろ」 その格好って、あなたがプールに飛び込ませたんじゃん。 中は以外に片付いてて、なかなか広い。 金髪の部屋らしき人の部屋の中に入り「待ってろ」と言われ、ベットのすぐ横へ座った。 なんなのあの人。地味とか興味ないとか・・・だったら助けなきゃ良いじゃん。言ってる事とやってる事が矛盾してるよ。 ガチャ・・・ 「ん・・・」 金髪の人は戻ってくると、私にタオルとかわいらしく温かそうなルームウェアーを渡してきた。 「ねーちゃんのだけど」 「でも・・・」 「人の好意無駄にすんじゃねーよ」 「はい・・・」 私はそれを受け取った。
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