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ふと 脳内から現実に戻り、部活に行かないといけないことを思い出した。
部室に行くと、部室の前に部員が数名いる。
「よう、キャラの薄い奴ら共」
どうやら部員は無視してるらしい。
まあ、俺には効かん。
俺には心と言う物は存在しないからだ。
だからガンガン行くぜ!
「おい!こっち見ろよ!テメェら何か 1日2日で消せんだよ!
もうチョット敬う気持ちが足りれんじゃねぇのか?」
すると、みんながこっちを見てきた。
「何見てんだよ!」俺みんなに向かっていうと
「早く開けて」と沖が言い返してきた。
「ああ、すまん 今すぐ開ける。」と言いながら
生まれたての子鹿の様にぷるぷるさせて、
ガラスのハートが今にも壊れそうになりながらも鍵を開けたのだ。
俺は命落としそうになった。
「みんなに見送られて行けるんだ。俺はこれで本望だぜ。」
ああ 部員達が何か言っている。
「何死んでんだよ」
「サボってんじゃねぇよ」
「消えろよ」
「そのまま寝てろ!」
ん?
俺までみんなの声は聞こえない。
最後の力で俺は言った。
「みんな聞こえないよ…」
「うるせぇ 黙って寝てろよ!」
「黙れよ!クソが!」
「神は言っている。ここで死ぬ定めじゃないと。」
HPが回復した。
「ふぅ 調子出てきたぜ」
だって俺はここでは死ねないし、死なないしな。
お!、部員達が何か言っている。
「うるせぇ!起きるなよ!」
「寝てりゃいいんだよ」
「消えろよ!」
なんだコイツら、俺に勝てると思ってるのか?
まあいい これもこれで気持ちいしな。
でも 力の差を教えてやんねぇとな。
「おい! 俺は魔法が使えるんだ。
お前らクズが相手になると思うな!」
「ああ ヤバいとあの人」
「一緒の居たら同類と思われてしまうよ」
「ちょと 近寄らないでね」
ふぅ ここまで氷付くとは思わなっかたぜ。
まあ 俺の勝ちだな。
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