始まる!俺の物語

10/25
503人が本棚に入れています
本棚に追加
/108ページ
「どっちもいいに決まってるだろ」 「…んな答え期待しとらんわ!」 「まったくワガママだなサムくんは」 「何なんだよ!何なんだよ!あー腹立つ!」 「腹立つと言えばどうして怒る時には腹が立つって言うんだろ?」 「…本当どうでもいいわ」 「つれないなぁ」 その時ドアが突然開けられた。 「みんな伏せろっwww」 同時にハモンズくんの後ろのヤツが大声を張り上げる。 みんなが一斉に伏せ、これから起こる事に身構える。 が、しばらく経っても何も起きない。 「敵襲なんて突然来るわけないだろjkwww」 まったくお茶目な野郎だぜ! 「お前らいい加減伏せるの止めろ」 先ほどドアを開け侵入してきた人物がそんな事を言い出した。 誰だ貴様。 「今、絶対誰か俺の事が誰か分からなかったヤツいるな!」 なぜバレた! 「はぁ、まぁ入学式マジメに聞いてねーとわかんねーよな普通。俺はお前らの担任になるシド・ターニンだ。一年間よろしくな」
/108ページ

最初のコメントを投稿しよう!