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「これからクラス内の親睦を深めるためにジャンケン大会をしてもらう。いいかジャンケンだぞジャンケン!魔法とか使っちゃだめだからな!」
まさかのジャンケン大会。なんでジャンケンなんだよ!
「さぁ!クジ作ってきたから早く引け!」
何だろう。心なしかシド教諭が生き生きしているように見える。
さっきまで凄いダルそうだったのに…。
引いたよクジ。最初の相手はまさかのタクオくんだ。
仲良くなろ!
さぁ俺たちの番が回ってきた。
すると突然タクオくんが俺に近づいて
「あまり僕には近づかない方がいいwww」
「なんで?」
自分から近づいておいて。
「ぐ、ぐわぁぁああ!く、し、鎮まれ!お前はまだ出てくるんじゃない!コイツは僕が倒すんだ!」
「ど、どうした?」
「ぐうぅぅう!はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。い、いつもこんな感じなんだwww」
「なるほど、タクオくんの中にいる何者かのせいでタクオくんの私生活にまで悪影響を及ぼしているのか…」
「…ま、まぁそんな感じだwww」
「さぁ、いいか?早く始めるぞ!これより3回戦、ヘイク・ボーン対タクオ・ニトーの試合を始める!両者、礼!さぁ、手を出して。レディー!」
「「「ジャーンケーン!」」」
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