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放課後
「やっと授業が終わったな。まぁほぼ自己紹介だったが…。なぁサムくん放課後は暇かい?」
「悪いが暇じゃない。これからレイと日用品を買いに行く」
「なら着いて行っていい?」
「ダメだ。今日はアイツのハーレム軍団の相手をしてやらなきゃならないからな」
「君が?」
「あぁ俺が。アイツ一人じゃ全員相手出来んからな。ほどほどに遊んでくるさ。すまんがお前の相手してるほどヒマじゃないんでね」
「サムくんは優しいね」
「…優しくなんかないさ」
「サム!行こうぜ!あれ?君って確かヘイクって言うんだっけよろしくな!」
ハモンズくんがこちらに来て挨拶してきた。これがハモンズくんとのファーストコンタクトか。
「あぁ、よろしく。ハモンズくん」
「レイでいいよ!」
「なら、レイくん」
「呼び捨てでいいよ」
「無理だよ。レイ。こいつのくん付けは癖だ」
「そういうことさレイくん」
「そっか。わかった!サム行くぞ」
「わかったわかった。じゃ俺行くわ」
「じゃあねヘイク!」
「うん。じゃあね」
あれがサムくんの言う主人公か。確かに主人公っぽかったな。
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