503人が本棚に入れています
本棚に追加
数分後
「じゃあ!そろそろ使い魔召喚するからな!いいか!意外と使い魔召喚は危険だ!だから数人の班を作って班で召喚をやってもらう!わかったな!」
シド教諭が声を大にしてクラス全員に説明をした。
なるほど、シド教諭が普段からは考えられないほどピリピリしてるのはそのせいか。
説明も終わったし、班を作るか。
「なぁ、ヘイク!僕と組もうよ !」
なんと、あのレイくんからの誘いか。
まぁこのクラスのヒーロークラスで絡んでないのはレイくんだけだったからな。これは楽しくなってきたな。
「いいよ。実は俺もレイくんと話がしたいなと思ってたんだ。組もうか」
「ありがとう!実はサムのヤツが違うヤツらと組んじゃってさ、組む人がいなくて困ってたんだ」
いや、君の後ろにたくさん女子がいるんだが…。
まさか!サムくん、この女子を処理するのが面倒になって逃げたなぁ!
だが、組むと言ってしまった以上後戻りはできん!
「あの、レイくん」
「何?ヘイク」
「後ろに君と組みたがってる女子たちがいるよ?」
「ん?あぁ、ホントだ女子がいるね。けど、僕なんかと組みたがってるなんて有り得ないよ」
…まさか、レイくんは、
「僕みたいなブサイクを好きになってくれる女子なんかいるはずないだろ?」
やっぱりかぁぁあ!
そんなこったろうと思ったよ!
はいはい、無自覚鈍感イケメンね。ワロスワロス。
最初のコメントを投稿しよう!