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「やっと終わったねー?」
「そうだねー、早く帰りたいですけど今日は帰れないんですよね。」
「え?なんーーーーー「うわ!紅蓮隊の林下じゃん。」」
「なんでうちらの教室に?」「噂じゃ30対1の喧嘩にも勝ってるらしいぜ。」「見た目こえー。」
やってきましたよ。しかも教室まで。先輩が来ただけでみんな教室の窓際まで下がりビクビクしている。
「行くぞ。」
「ちょ!?」
あっっっっれぇぇぇえ????これはどこかで見た光景だぞー?僕を連行しようとする先輩と引き止める冬佳さん。
「あ?」
「なによ?」
ピシッ!
ま、窓ガラスに亀裂が入り、教室の真ん中辺りで僕を間に挟んで話を始める。
な、なんて物騒なんだ。
「その手離せや、こいつはアタイのもんだよ。」
「あんたこそ離しなさいよ、私たち一緒に帰るんだけど。」
帰るなんて一言も申し上げておりませんが・・・って!ヤバイこの足音はヤバイ!そうだった見回りもあった!
「もやしー!!!!」
「雄……みゃ………ちゃ…ん」
もー鈴葉さんは噛んじゃって可愛いなぁ~ってゆーとる場合かぁぁあ!!!!!!
更に空気がピシッ!となる。
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