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「はい!ちゅうもぉぉぉぉおおくぅうー!!!!!!」
冬馬がごみまみれで叫ぶと五人は止まる。
「これからあみだくじを行います!それで当たった人が今日雄大を好きにできまーす!」
「その彼がいないぞ?」
「あ!あの不良もだ!!!」
「探すぞ!」
あれ?さっきまで教室にいたはずなのに・・・そっか!皆が前に注目した瞬間僕を抱えて今日の空き教室まで逃げたのか。
「おら、てめぇ……アタイと部員を集めんだろ?」
「は、は、はは、ははは、はい!」
「先生のサインは貰ったから、後は部員だな。」
あら、案外ルールは守る…………人では無かったんだね。
先生のサイン、もといなぜか赤い液体が滲んでる許可書があった。
「あん?これか?これは………トマトジュース飲んでた教師が溢したんだよ。」
「え?でも色が…?」
「こ、ぼ、れ、た、ん、だ!!」
「はい…。」
明らかにこぼれたとは思えないほどの液体を見てるけど今反抗したら僕も赤い液体を出しそうな気がする。
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