2人が本棚に入れています
本棚に追加
異様な雰囲気に包まれた部屋。勝つのは、どちらか……負けるのは、どちらか…… 今、決する!!!!
「いくぜ!!爺さん!!!」
「「じゃんけん「ピョーン☆」ぽん!!」
……まずい!!『ピョーン☆』だと!!嫌でも集中が途切れちまう!!ハッ!!まさかコイツ、それを狙っているのか!? だとしたらコイツは相当の策士だ!! そして、コイツは、マジの本物!!!!
そう、それもじゃんけん歴12年の俺ですら自分が偽物なんじゃないのかと考えさせる程の奴だ……
「うひょ!!ぐー・ふぁんとむだピョーン☆」
変爺がそう言うと、急に、コヨーテの目には、変爺の手が無数に分身しているかのように見えた。そして、次の瞬間、変爺の頭上から無数のぐーの群れが振り下ろされた。 ……コヨーテの目に映るその光景は、まさしく
「メテオ(隕石)!!!!!!!!!!」
コヨーテの尋常ならぬ声を聞き、ペーパーは、反射的にコヨーテに問う。
「どうしたんだ!?コヨーテ!!」
最初のコメントを投稿しよう!