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「最初俺はこの男が何故俺に着いてこようとしたのか全く分からなかった。だが、今ようやく分かった。大丈夫だコヨーテ。この手には、俺の恨みだけではない、お前の想いも乗せて闘おう!!」
ペーパーは、そう変爺とコヨーテに言った。
そんなペーパーの雰囲気にいささかの恐怖を覚えたのか知らないが、いきり立つ、ペーパーの気を削ぐ為に変爺はある話をし始めた。
「まあ、闘う前に冥土の土産に話を聞かせてあげるピョーン☆私は、そいつの妹を人質に取ったピョーン☆そして、ロックはコヨーテに『1年、たった1年俺の手駒になれ。妹をきずけたくないならな!!』と言ったピョーン☆ だけど、コヨーテは、交渉の主導権は相手にあると考え、1年以上ロックに飼い馴らされることを恐れ、早々に反旗を翻した。しかし、ロックにはじゃんけんで勝てなかったピョーン☆ それでも優しいロックは、妹を傷つけなかったピョーン☆だけどその優しさに気付かない、コヨーテは馬鹿なことに、妹救出を諦めず、その役目を不本意ながら君に託したピョーン☆」
「俺に託すことに引け目は、感じているんだろう? 尚更助けたくなったよ。俺を頼る奴を無下にはできない。 そこでだ、まず、その期待に応える為にあんたを倒す!!…………………………………それとあんたら内通者をあのバイク軍団の中に入れておいたな。情報に詳し過ぎるぜ。」
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