ジョン・ハートとの出会い

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早朝、日の光が窓から燦然と降り注ぐ木造の家の一角に、ペーパーの姿があった。 ……ここは?…… そう思いながら、目を覚ましたペーパーは、ベットから起き上がる。 ペーパーが、起き上がって見たその部屋はあまりに質素だった。 そこに、コンコンと木製の扉を叩く音が聞こえた。 「起きたか!?確か……ペーパー・ストーンだったかな。」 「ああこの俺、ペーパーは今起きたぜ!!」 「そうか、なら早々にこの家から立ち去ってくれ。」 「まあとりあえず助けてくれて、ありがとうな。……えーと?誰だ?」 「礼はいらん。そして名前は、ジョン・ハートだ。その胸にこの俺の名を刻んどきな。」 そんなやりとりの後、ペーパーは、小一時間で準備を済ませ、家を出た。その際にジョンから、ペーパーは三つの袋を受け取った。 こうして、またペーパーの旅は、始まった。
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