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「へへ、勝手に言っていな!! よく見ろよ!! この右手にあるパワーストーンの輝きを!! 俺は、この石にコヨーテとの合体を願った!!」
見ると、ペーパーの胸元近くにある右手は、燦然と輝いていた。
そして、コヨーテが、ペーパーの持つパワーストーンにそっと手を添えると、膨大な光が辺りに拡散し、この部屋が、光に包まれた。
「「☆合体☆」」
コヨーテとペーパー2人の声が響く。
そして、千代子が、その眩しさ故に、閉じていた目を開くと、そこには、超ド級の輝きを放つ一回り大きなペーパーが立っていた。
「俺は、コヨーテつまりシザーのエネルギーを一時的に取り込んだ。 俺の今の名はペーパー・シザー・ストーンだ!!」
「その輝きは何? 何なの!?」
千代子は、その輝きにたじろぐ。
「これは、ルシフェリンという発光物質による冷光だ。コヨーテは、前世が、蛍だった名残で☆合体☆すれば光るのさ!!」
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