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コヨーテの部下の一人が、言った。
「兄貴ィ、俺達はどうしたらいいんだ!!くそぉ、あんたについて行きてぇが、ロックに刃向かうことが恐ろしい!!俺達は、悪いがあんたに着いていけない!!だからといってはなんだが、あんたが運命に勝って、またここに戻って来るそのときまで、このチームを代わりに俺が支えようと思う。」
「……いい部下を持ったな、コヨーテ………………………………………………こいつ最高にチキン野郎だぜ!!!!ロックから逃げ出そうって腹だ!」
「……ペーパーの旦那……こいつは、立派に“弱さ”を語った。そう、弱さを知った上で、自分の役割を考えたんだ。だから、こいつはチキンなんかじゃねぇ。チキンてぇのはよぉ、自分の保身の為に、ただ、やみくもに怯える奴のことだろがよぉ!?」
「……そうか……悪い……」
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