18人が本棚に入れています
本棚に追加
「俺は呼ぶからね。裕翔」
「………///」
「顔、赤いぞ…」
頬をツンツンすると、裕翔は照れたように
「山ちゃん、イケメンだから」
「イケメンか?」
俺は首をかしげながら、お粥を食べ始めた。
裕翔は、深刻そうな顔をして
「ねえ、なんかあったの?」
といきなり尋ねてきた。
「知りたい?」
小さく頷く裕翔。
俺は何故か話すつもりはないのに全部話していた。
心のどこかで裕翔なら大丈夫って言っているような気がしたのだ。
最初のコメントを投稿しよう!