それは君でした

6/14
前へ
/18ページ
次へ
7side 目を覚まし、俺は景色がいつもと違うことに気づいた。 壁の色が俺の部屋と違う。 ベッドに寝かされているようだ。 寝心地も違う。 ここはどこだ? 起き上がろうとすると、頭に鋭い痛みが起きた。 激しい悪寒と倦怠感。 風邪引いたな…自嘲気味に笑うと 部屋のドアが開いた。 ドアから見覚えのある人が入ってきた。 中島裕翔。同じ大学のやつ。 関わりはあまりないけど、頭いいってのは知ってる。 彼が何故ここに? 「山田くん、起きた?」
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!

18人が本棚に入れています
本棚に追加