冬の日

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静かな学校帰りの 夜の街 僕は 1人静かに 歩いていた 孤独と寒さに 耐えきれず 出していた 左手を ポケットに つっこんだ 僕が駅に 着いた頃 君は いつものように 電車を待ちながら 友達と笑いあっていた 僕は何故か それを見ているだけで 気分が 晴れたように思えた でも僕は 君に話しかけることができず 何時も 時間だけが過ぎていく そして 君を乗せた電車は 僕から ゆっくりと去っていく 僕の後悔は 積み重ねられていた 愛されたいと 思うけれど 愛そうと 行動をしない 僕は弱い人間なんだ 僕が君を 思っている時 君も僕を 思ってるといいなって 都合いいことばかり 考えてる 僕は遠い存在の 君のことばかり 考えている 気持ちを 伝えないまま
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