1577人が本棚に入れています
本棚に追加
/1000ページ
そんな繰り返しの毎日が、5年続き、私の心は、ストレスの塊になりそうだった…。
カラオケが好きなのに、行く時間なんてないし、
趣味のビーズも、悠翔が生まれてすぐはできていたけど、
今は、邪魔されるし、飲み込んだりしたらって思うとできない。
晴之が、化粧は、あんまり好きじゃなくて、だんだん化粧もしなくなって、お洒落もしなくなった。
毎日、休まる隙もなく働いてるのに、誰も感謝してくれない…。
時々、ダメだと分かっていても、子供の前で、深い溜め息をついてしまう。
「ねぇ…ママ。」
「うぇ~ん!!ママ~!!」
「おい。愛美!!」
いつしか、こんな風に、悠翔、花音、晴之から呼ばれたりすることが、
どんどんイヤになってく自分がいることに気づいてしまった…。
最初のコメントを投稿しよう!