~前幕~

2/2
前へ
/55ページ
次へ
―4年前―。 日蔭(ひかげ)山にはとある狼の群れがいた。暗闇のような真っ黒な毛並みに血色のような赤目の風貌より人間たちの間でも有名で"赤目"と呼ばれ恐れられていた。 その中に赤目とは真逆の白い狼が一匹… 名はまぶちといい、見ための違いから赤目達からは冷たくされ、いつも仲間外れにされていた・・・。
/55ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加